事業内容

事業内容  屋根工事業/国宝重要文化財等屋根葺き替え工事/檜皮葺、柿葺、銅板葺等

檜皮葺  ひわだぶき

生きた立木の100年以上の檜より採取された檜皮を用い、薄く整形された皮を用いて建物の屋根を葺き上げる技術。日本建築独特の優美な屋根面の曲線の表現に適した屋根葺材料である。古来より貴族邸宅や神殿建築、寺社仏閣に用いられた。現在では主に国宝重要文化財等の屋根に多く残された日本独自の屋根葺き技法である。

柿葺  こけらぶき

椹あるいは杉などの原木を最終的に厚3mm前後の厚みまで職人が手で割揃えた板を用いて、屋根を葺き上げる技法である。割った板などで屋根を葺く技術は世界中存在しているが、ここまで薄く板を割り、屋根の曲線を表現する手段として利用したものは、他の国にも例がない。